2013年6月8日土曜日

続・マジカルアイズの特徴

どうも、シナリオ担当・ミスズリです。

前回に引き続き、マジカルアイズの魅力を1ミリでも多く皆様にお届けすべく、今作の背景の特徴を解説させていただきます。
協力してくれたのは、もちろん背景担当・雨@ダンディズムの塊です。

以前の日記では
「3D背景では時間や天気の変化の表現がしやすいよ、ヘヘヘイ」
とお伝えさせていただきましたが、今回は、もう一つの3DCGの強みである『視点の変化』について触れていこうと思います。

まずは以下の一連の画像を御覧ください。








一枚目は、前回の記事でも紹介した住宅街の夕刻でのCGになります。
以下の3枚の画像は、その場所から少し移動してみたり、地面を見たり、空を見上げてみたりしたものです。

2D絵でも寄りや引きはできますが、大きく角度を変えた場合は、独立した別の背景絵として新たに描かなければなりません。
一方、見ていただければ分かるように、3Dで作られた背景は一度作り上げた空間の中において自由に移動し視点を変え、そこから見た映像を切り取ることができます。
とはいえ、もちろん存在しない部分を画像にすることはでいないので、この場面であれば、最初の絵よりも手前の部分は作っていないので、そこから振り返った画像を用意することはできません。)

今作ではこの利点を上手く活かすことで、
登場人物がふと空を見上げてみる。
呼び止められて振り返る。
気になった看板に近づいてみる等。
何気ない部分の演出にも力を入れて制作を進めております。

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